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デルノルト郡 (カリフォルニア州) : ウィキペディア日本語版 | デルノルト郡 (カリフォルニア州)[でるのるとぐん]
デルノルト郡()は、アメリカ合衆国カリフォルニア州最北西隅に位置する郡であり、太平洋とオレゴン州との州境に接している。2000年国勢調査での人口は27,507人だったが2010年では28,610人と4%増加した。郡庁所在地は郡内唯一つの法人化済み都市のクレセントシティである。「デルノルト」はスペイン語の''la tierra del norte''(北の土地)が短縮されたものであり、スペイン語では「デルノルテ」となるはずであるが、公式の発音は末尾の'e'が取れて、「デルノルト」となっている。 この田園地帯にある郡は巨大な海岸レッドウッド(セコイア)の木がある森林で著名であり、樹高は350フィート (107 m) 以上に達するものもある。ここには多くの特徴ある植物と花、多くの種類の海岸性鳥と魚が棲息し、人の手が入っていない磯浜と岩柱、原始のままの川および歴史ある灯台が見られる。ビッグフット(巨人伝説)のファンにとっては有名なパターソン・ギムリン動画の場所として、また映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で使われた森林がある所としても知られている。 == 歴史 == デルノルト郡のある地域には昔からユーロック族(クラマス川インディアン)とトロワ族インディアンが住んでいる。この地域を最初に探検したヨーロッパ人は19世紀半ばの探検家ジェデディア・スミスだった。スミスは、ヨーロッパ系アメリカ人がそのような遠隔の地について知識を得る以前に山越えでこの地域に入った最初の者だった。スミスにとってこの地は文字通り「地の果て」であり、アメリカ大陸が太平洋に接して終わる所だった。1855年、連邦議会はクレセントシティ海岸の満潮時には島になる「バッテリーポイント」に灯台を建てることを承認した。この灯台は現在も歴史史跡として機能している。 デルノルト郡は、カリフォルニア・ゴールドラッシュの後、1857年にクラマス郡の一部から創設された。クラマス郡そのものは1874年に消失した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デルノルト郡 (カリフォルニア州)」の詳細全文を読む
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